with adidas Originals SUPERSTAR

ADIDASを代表するモデルであり、RUN DMCを筆頭に80年代からヒップホップシーンとも繋がりの深いスニーカーとしても知られるSUPERSTAR。

4月11日にKICKS LAB.原宿店にて開催されたイベント＜THE ORIGINALS LOUNGE by KICKS LAB.＞では、そのSUPERSTARを大々的にフィーチャし、さらにKICKS LAB.ならではの独自のセレクションによるさまざまなアーティストも出演して、ライヴやDJを披露した。今回はその出演者の中から５人のアーティストに登場していただき、それぞれが思うSUPERSTARの魅力や思い出、さらにイベント時に実際に着用しての感想、そしてADIDASというブランドに対する思いなどについても語ってもらった。

MASS-HOLE

ADIDASの服に関しては小学校、中学校ぐらいから着ていて、ブランドとしてもすごく馴染みはあります。子供の頃からADIDASを着てれば、そのまま外出も出来るし、今もADIDASのトラックパンツはよく履いてます。だから、ADIDASというブランド自体がBボーイにフィットするという印象が強いです。

SUPERSTARといえば、やっぱりRUN DMCとか80年代のヒップホップアーティストのイメージで、まさにBボーイが履くスニーカー。実は今までSUPERSTARを履いたことはなかったんですけど、実際に今日履いてみて、やっぱりヒップホップファッションにすごく馴染むスニーカーだなって思いました。今回、黒のSUPERSTARを選んだのは、普段から黒い服装が好きなので、それに合わせるならばやっぱりこれだなって。それから、すごく履きやすいことにも驚きました。履いてて快適だし、自分の足にもちゃんとフィットしてる感じがします。

SUPERSTARは今まで良い意味で渋いってイメージが強かったんですけど、今回履いてみて改めて思ったのが、ファッションに合わせやすい上に履きやすくて、ラフに格好良く合わせられるっていうのがすごく魅力的ですね。

＜MASS-HOLEプロフィール＞
長野・松本を拠点に活動するMC、DJ＆トラックメーカー

B.D.

最初にSUPERSTARを意識したのは、小学生とか中学生ぐらに見たSTUSSYのTシャツで。STUSSYのロゴに「OLD SCHOOL」って書いてあって、そこにSUPERSTARの絵が描いてあるTシャツがすごく格好良くて。実際に最初に履いたのスケボーをやってた時で、当時はスケーターでSUPERSTARのPRO MODELとかを履いてる人は多かったです。あと、SUPERSTARといえば思いつくのはやっぱりRUN DMCですけど、CAZALの眼鏡とセットみたいな、そういうイメージが強いですね。

SUPERSTARの魅力といえば、やっぱり「シェルトゥ」ですね。つま先がすごく丈夫な感じで、雨でも大丈夫だし、そういうタフなイメージが好きです。

今回、黒のSUPERSTARを選んだのは今住んでいる場所が自然に近いところなんで、そういうところに住んでいると汚れても良いように黒を選んじゃいますね。コンクリートの上だと白を選んでたんでしょうけど、黒ならば土の上でもガシガシ行ける。

SUPERSTARはどんなスタイルにもハマるし、さっきも言ったようにやっぱりタフなところが好きですね。あと、同じSUPERSTARでも年代によってフランス製とか形がちょっと違ったり、その時代時代の良さもあるし、そういうところも格好良い。

＜B.D.プロフィール＞
ラッパーやDJとしての活動と共に、栃木県にて自らのショップ「六喩」を運営

DJ VIBLAM

今のADIDASのイメージはシブ格好良い、大人が履けるブランドっていう感じですけど、昔はSUPERSTARとSTAN SMITHは結構、誰もが履いてて。だからというわけじゃないですけど、自分は敢えて皆んなが履いてないBROUGHAMとかを選んだりしてて。でも、SUPERSTARの形は好きだし、もちろん買ったこともあります。

SUPERSTARのイメージはやっぱりRUN DMCですね。２年前にキュレートをさせてもらって、KICKS LAB.から出したレコード本『KICKS LAB. presents “Bring The Kicks Back”』でもRUN DMCがSUPERSTARを履いているレコードを選んでます。

SUPERSTARの魅力をひと言で表すならば「王道中の王道」ですね。とりあえずADIDASのスニーカーといったら、誰もが思いつくのがやっぱりSUPERSTARだと思うし。Bボーイが履くADIDASのスニーカーと言えば、やっぱりSUPERSTARなのかなって。

今日は『KICKS LAB. presents “Bring The Kicks Back”』の発売に合わせて作ったTシャツに合わせて、白のSUPERSTARを選んでみましたけど、SUPERSTARってどんな洋服にも合わせやすいし、古着好きもBボーイもストリートカルチャー系の人でも皆んなが履けるのが良いですね。

＜DJ VIBLAMプロフィール＞
原宿のショップ「Still Diggin'」のオーナーであり、DJ/プロデューサーとしても活躍

SHEEF THE 3RD（BLAHRMY）

子供の頃からサッカーをやってたんで、ADIDASといえばスパイクっていうイメージで。あとは小学生の時にスーパーで売ったADIDASのジャージを着て。でも、ADIDASは他のスポーツブランドよりもちょっと良いものっていうイメージがありました。

中二の時、当時流行っていたスニーカーがSTAN SMITHとSUPERSTARで。その二つに派閥が分かれていたけど、俺はSUPERSTAR派で。STAN SMITH派のほうがちょっとモテてたんですけど（笑）。その当時はSUPERSTARの歴史とかは全然知らなかったし、RUN DMCの存在も知らなかったけど、俺はSTAN SMITHじゃないなって。SUPERSTARっていう名前も格好良いし。このつま先の部分（＝シェルトゥ）の形とかも好きでしたね。

その時も白のSUPERSTARを買ったんで、今日も思い出の色を選んで。中二の時に履いてたのはタンが金色だったんですけど、今日履いてる「SUPERSTAR 82」はタンの色は違うけど、形や雰囲気は結構似てますね。

SUPERSTARの魅力は、さっきも言ったように、やっぱり名前じゃないですか？ 履いてるだけで無敵になれるっていう。だって「靴、何？ あっ、SUPERSTARじゃん」とか言われて（笑）。そう考えると、ホントにすごい名前っすね。中学生の時に自分で初めて選んだスニーカーがSUPERSTARだっていうのは、自分の中ではすごく大きいですね。

＜SHEEF THE 3RDプロフィール＞
藤沢を拠点に活動するMILES WORLDとのデュオ、BLAHRMYのメンバー

BAKU

高校生の頃だったと思うんですけど、先輩か誰かが履いてた本革のSUPERSTARがめちゃくちゃ欲しかったんですけど、当時すでに高くて買えなくて。STAN SMITHとかは履いてたんですけど、その本革のSUPERSTARはずっと憧れでしたし、今でもマジで欲しいくらいです。

その後、18とか19歳とかの時だったと思うんですけど、グラフィティライターが描いてる何かのアニメに出てくるファットレースがすごく格好良くて。それに憧れてSUPERSTARにファットレースを合わせてましたね。それが最初に履いたSUPERSTARだったと思います。それから、大阪のTHREE TIDES TATTOOっていうショップとSUPERSTARのコラボっていうのがあって。その「SS PURE」っていうモデルが３本線も無くて、サイドに風神、雷神のグラフィックが入っているっていう画期的なスニーカーで。それがすごく好きで履いてました。

SUPERSTARといえばRUN DMCもそうですけど、友達でグラフィティライターのTABOO1もよく好きで履いてて。SUPERSTARを履くならばヒップホップについて詳しくないと履いてて何か言われそうっていうか、生半可な気持ちでは履けないスニーカーって思ってました。そのぐらい、SUPERSTARは自分の中で結構位が高いところにあります。

ADIDASに関してはジャージをセットアップでよく買っていて。今日、黄色いラインのSUPERSTARを選んだのは、今まで見たことない色だっていうのもあるんですけど、このゴールドのジャージに合わせたかったっていうのもあります。

RUN DMCのイメージに支配されすぎちゃってるけど、やっぱりジャージとの組み合わせはSUPERSTARが一番格好良いですよね。他のモデルじゃこうはらなない。ADIDASはCAMPUSとか他のモデルもいくつか履いてきましたけど、やっぱりSUPERSTARが一番ヒップホップなんでしょうね。

＜BAKUプロフィール＞
プロデューサー、DJ、ターンテーブリストとして活動しながら、レーベル＜KAIKOO＞を主宰

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