2022年8月6日(土)〜8月7(日)に<PROJECT LAB.>にて開催される<KEEN presents MENOS LAB. –MIDORI PROJECT–>。
その際に、自然に関連した書籍の展示販売と日本茶、台湾茶、中国茶の試飲販売(CHAIRO)を行ってくれる<VALUE BOOKS>さんの活動についてご紹介させていただきます。

<VALUE BOOKS>さんは、長野県上田市に倉庫を構え、本の買取と販売を行う、オンライン書店になります。
無料会員制サイトでは、本棚にある本の写真を撮るだけで手持ちの本の値段を調べることができる「本棚スキャン」や、本の管理ツール「ライブラリ機能」など、本好きのためのオリジナルサービスを展開しています。

<VALUE BOOKS>さんでは、本の”循環”を大切にしています.
買い取れない本の多くは古紙回収にまわし、ふたたび紙に戻っていくのですが、なるべく本は本として活かしたいということで「捨てたくない本」プロジェクトと称し、買い取れなかった本の一部を病院や学校といった施設に寄付したり、<無印良品>と提携して店頭での販売につなげたりと、受け取った本を次の読み手に届けられるよう、様々な工夫にも挑戦しています。
そんな<VALUE BOOKS>さんが新たに取り組んでいる活動が「本だったノート」の制作です。

<VALUE BOOKS>さんには毎日約2万冊の本が届きます。
だけど、実はそのうちの半分を買い取ることができていないそうです。
<VALUE BOOKS>さんから出た本も、みなさんが古紙回収の日に出した本たちも、最終的には製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わりますが、通常の古紙回収のかたちだけではなく、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから「本だったノート」の制作を開始したそうです。
「本だったノート」
バリューブックスで買い取ることができず、古紙回収に回す予定だった本から紙(本だった紙)を作り、ノートになりました。文庫本と牛乳パックから出来ていて、「廃インク」で印刷し「紙ホチキス」で綴じています。紙の1枚1枚に、すこしずつ本だった頃のカケラが残っていて、文字が1文字まるまる残っていることも。紙はわら半紙のような風合いの面と、コピー用紙くらいのつるつるした面があります。
<「本だったノート」についての活動の詳細はこちら>

「本だったノート」ができるまで

【年間365万冊の古紙回収に回る本を活かしたい】
<VALUE BOOKS>さんの活動は今回ご紹介した以外にもたくさんあります。<VALUE BOOKS>さんのサイトは本を読んでいるような感覚でどんどんひきこまれていってしまうサイトになっていますので、ぜひお時間のある時にじっくりみてみて下さい。
”本を通して、人の生活を豊かにする。”←これグッときました。
バリューブックス
https://www.valuebooks.jp/

ちなみに、<KEEN presents MENOS LAB. –MIDORI PROJECT–>のイベントフライヤーにも「本だった紙」を利用させていただきました。
なんとなく懐かしい感じの風合いと優しい触り心地がとても良いです。本だった時の文字がたまに残っていたりするのもいい感じです!
<KEEN presents MENOS LAB. –MIDORI PROJECT–>のイベント情報はこちら↓